自分を見つめなおし、子どもの今の姿に気づくためのヒントや、子育てで大切なこと、親子関係のあり方を元保育士がつづる、子育てを楽にする方法。
 
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  ◆ 予防接種を受けましょう


お母さんから赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、水痘(水ぼうそう)では生後3月までに、麻しん(はしか)やおたふくかぜでは生後12か月ころまでに、ほとんどが自然に失われていきます。
ですから、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要がでてきます。
これに役立つのが予防接種です。
子どもの発育と友に外出の機会が多くなります。感染症にかかる可能性も高くなります。保育園や幼稚園に入るまでには予防接種で免疫をつけ、伝染病にかからないように予防しましょう。
最近、「病気がはやっていないので、予防接種はもう必要ないのではないか」という声を耳にしますが予防接種で国民が抵抗力をつけているから病気の流行がおさえられているのを忘れないようにしましょう。

 
  ◆ 予防接種(ワクチン)とは?

 
はしかや百日せきのような伝染病の原因となるウイルス、細菌または菌の産生する毒素の力を弱めて予防接
種(ワクチン)をつくり、それを体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることを、予防接種といいます。「予防接種」に使う薬液のことを「ワクチン」といいます。
すべての病気に対して予防接種がつくれるわけではなく、細菌やウイルスなどの性質によってできないものもあります。

 
  ◆ 予防接種の対象となる病気
 

 
 ポリオ
 ジフテリア
 百日せき
 破傷風
△ 麻しん(はしか)
 風しん
 日本脳炎
△ 結核

 
  ◆ 予防接種の種類と特徴

 
予防接種で使うワクチンには、生ワクチン、不活化ワクチンの2種類があります。
生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、これを接種することによってその病気にかかった場合と同じように抵抗力(免疫)ができるものです。定期の予防接種で使用するワクチンでは、ポリオ、麻しん(はしか)、風しん、BCG、がこれにあたります。
接種後から体内で毒素を弱めた細菌やウイルスの増殖がはじまりますから、それぞれのワクチンの性質に応じて、発熱や発疹の軽い症状が出ることがあります。十分な抵抗力(免疫)ができるのに約1ヶ月が必要です。
不活化ワクチンは細菌やウイルスを殺し、抵抗力(免疫)をつくるのに必要な成分を取り出し毒性をなくしてつくったものです。定期の予防接種で使用するワクチンでは、ジフテリア・百日せき・破傷風(DPT)日本炎
これにあたります。
 この場合、病原体は体の中で増殖しませんので、何回か接種し、抵抗力(免疫)ができたあと、約1年後に追加接種をして十分な抵抗力(免疫)ができあがります。
 しかし、しばらくすると少しずつ抵抗力(免疫)が減ってしまいますので、長期に抵抗力(免疫)を保つためには、それぞれのワクチンの性質に応じて一定の間隔で追加接種が必要です。

 
  ◆ 予防接種の有効性

 
  予防接種は、その病気にかからないことを目的にしていますが、受ける人の体質、その体調などによって抵抗力(免疫)ができないこともあります。
普通健康な人が生ワクチンを受けた場合、96〜98%の人は抵抗力(免疫)ができます。
もし確実に抵抗力(免疫)ができたかを知りたい場合には、血液をとって血中の抗体を測定すれば(有料)わかる場合もあります。
 また不活化ワクチンでは基礎免疫を完了すれば98〜99%の人に抵抗力(免疫)ができます。抵抗力(免疫)ができてもしばらくすると減っていきますので、長期に抵抗力(免疫)を保つためには、一定の間隔で追加接種が必要です。
 予定通り接種ができなかったときには、抵抗力(免疫)のできにくい時もありますから、かかりつけ医や接種をする医師に相談してみましょう。



 
 
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