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ポリオのウイルスは腸内の中に侵入して体の中の奥へ奥へと入り込もうとします。腸の粘膜にポリオの抗体が十分にあれば、体の奥深くにウイルスが入る前に病気を撃退できるので、ワクチンを飲んでこの抗体を高めてあげます。
ポリオが経口型なのは、直接飲んだほうが腸に届きやすいという点からです。
ポリオの生ワクチンには3種類のウイルスが入っているので、全部の型に免疫をつけるためには2回飲むことが必要です。また、ひどい下痢のときは、飲む前に必ず先生に相談しましょう。
小児マヒには、ポリオウイルスが感染して脊髄の神経をおかすポリオと、脳に障害を受けたために起こる脳性マヒがあります。
二つのうち、ポリオはポリオワクチンを接種することで防ぐことができます。ポリオウイルスは、感染者の便の中から人ののどや腸に感染し、腸の中で3〜36日間ふえつづけますが、ほとんどの場合は発症せずに免疫を得ることが出来ます。
ただし、100人に5〜15人の割合で、発熱、嘔吐、下痢などのかぜに似た症状を起こし、熱が下がる頃にマヒが起こってしまいます。またさらに、重症の場合は、呼吸困難で死亡することもまれにあります。
現在でもインド、アフリカなどではポリオの流行がありますから、日本にポリオウイルスが入ってくる可能性も
あります。予防にはワクチンを飲んで免疫をつけておきましょう。
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